2022年WTAファイナルズ優勝ペアのクデルメトワ/メルテンスがグランドスラム大会で初の栄冠 [ウインブルドン]

写真は女子ダブルスで優勝を飾ったベロニカ・クデルメトワ(ロシア/右)とエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子ダブルス決勝で、第8シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)/エリース・メルテンス(ベルギー)が第4シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)に3-6 6-2 6-4で逆転勝利をおさめて栄冠に輝いた。

 1ゲームしかキープできずに第1セットを落としたクデルメトワ/メルテンスは流れを覆した第2セットを取り返したあと第3セットで2-4とリードを許したが、続く4ゲームを連取して2時間23分で歓喜の瞬間を迎えた。

 今季5度目のダブルス出場となる2022年WTAファイナルズ優勝ペアのクデルメトワ/メルテンスは5月のマドリッドとローマ(ともにWTA1000/クレーコート)に続く決勝進出だったが、グランドスラムの舞台で初タイトルを獲得した。

 メルテンスはシェイとペアを組んだ2021年の同大会を含めグランドスラム大会の女子ダブルスで4勝を挙げているが、クデルメトワは今回初めて四大大会で優勝を果たした。

 今大会でのクデルメトワ/メルテンスは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のハンナ・クラグマン/ミカ・ストイサビレビッチ(ともにイギリス)を6-2 6-2で、2回戦でマリー・ブーズコバ(チェコ)/アンナ・ダニリナ(カザフスタン)を6-2 6-4で倒し、3回戦は第11シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)/ラウラ・シグムンド(ドイツ)が棄権したため不戦勝で勝ち上がり、準々決勝で第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)を7-5 7-6(4)で、準決勝ではオリビア・ガデツキ(オーストラリア)/デザレー・クラブチェク(アメリカ)を3-6 6-0 6-3で破って決勝進出を決めていた。

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写真◎Getty Images

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