フリッツに11戦全勝のジョコビッチが今季のグランドスラム4大会すべてでベスト4進出 [USオープン]

2025-09-03

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フリッツに11戦全勝のジョコビッチが今季のグランドスラム4大会すべてでベスト4進出 [USオープン]

テニスマガジン編集部

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写真はノバク・ジョコビッチ（セルビア）（Getty Images）

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　シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」（アメリカ・ニューヨーク／本戦8月24日～9月7日／ハードコート）の男子シングルス準々決勝で第7シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）が第4シードのテイラー・フリッツ（アメリカ）を6-3 7-5 3-6 6-4で倒し、今季の四大大会すべてでベスト4進出を果たした。

　第2セット5-4からブレークバックを許したあと2ゲームを連取して2セットアップとしたジョコビッチは1-3から2度目のサービスダウンを喫して第3セットを落としたが、第4セット5-4からのレシーブゲームで迎えた3度目のマッチポイントを相手のダブルフォールトでものにして3時間24分で勝利を決めた。

　同大会に3年連続19回目の出場となる38歳のジョコビッチは、これまでに4度（2011年、15年、18年、23年）タイトルを獲得。パリ五輪で『生涯ゴールデンスラム（四大大会全制覇＋オリンピックの金メダル）』を達成したあとディフェンディング・チャンピオンとして第2シードで臨んだ昨年は、3回戦でアレクセイ・ポプリン（オーストラリア）に4-6 4-6 6-2 4-6で敗れていた。

　マーガレット・コート（オーストラリア）に並ぶシングルス最多記録となる24回の四大大会制覇を果たしているジョコビッチだが、2年前の同大会を最後に優勝から遠ざかっている。

　この結果でジョコビッチは、フリッツとの対戦成績を11勝0敗とした。全米では2023年にも準々決勝で顔を合わせ、ジョコビッチが6-1 6-4 6-4で勝っていた。

　今大会でのジョコビッチは1回戦で19歳のラーナー・ティエン（アメリカ）を6-1 7-6(3) 6-2で、2回戦で予選勝者のザカリー・スバイダ（アメリカ）を6-7(5) 6-3 6-3 6-1で、3回戦でキャメロン・ノリー（イギリス）を6-4 6-7(4) 6-2 6-3で、4回戦では予選勝者のヤンレナード・ストルフ（ドイツ）を6-3 6-3 6-2で破って8強入りを決めていた。

　ジョコビッチは次のラウンドで、第2シードのカルロス・アルカラス（スペイン）と対戦する。アルカラスは準々決勝で、第20シードのイリ・ラフェチュカ（チェコ）を6-4 6-2 6-4で下して勝ち上がった。

次ページ　>　USオープンで通算14回目の4強入りを決めた元世界ナンバーワンのジョコビッチ選手

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写真◎Getty Images

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