セレナ・ウイリアムズ----大記録グランドスラム24度目の優勝まであと2勝 [ウインブルドン]

バーボラ・ストリコバ(チェコ)

 37歳のセレナは準決勝で、54位のバーボラ・ストリコバ(チェコ)と対戦することになった。ストリコバはこの日、第19シードのジョハナ・コンタ(イギリス)を7-6(5) 6-1で倒し、33歳にして初のグランドスラム大会準決勝に進出した。

 木曜日に行われるもうひとつの準決勝では、第7シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第8シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。

 元世界1位で2018年フレンチ・オープン優勝者のハレプはジャン・シューアイ(中国)を7-6(4) 6-1で破り、2度目のウインブルドン準決勝に進出した。彼女は4回戦で10代のセンセーション、コリ・ガウフ(アメリカ)をストレートで下していた。

 スビトリーナはカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を7-5 6-4で退け、自己初のグランドスラム大会準決勝に駒を進めた。

 この種の試合の重要性、この手のセッティングは、リスクにとって不慣れなものだった。リスクはスコアがまだ40-15だったときに第5ゲームが終わったと勘違いし、間違ってコートサイドの椅子のほうへ向かっていった。

 観客が笑いながら知らせ、リスクはニッと笑うとベースラインのほうへ戻っていった。

アリソン・リスク(アメリカ)

 完璧には程遠かったにもかかわらず、セレナは女子テニス界でもっとも素晴らしいと言われるサービスとリスクのミスに助けられ、なんとか勝利をつかみとった。

 もっとも致命的だったリスクのミスは、彼女が最終セットに5度もダブルフォールトしたことだった。しかしそれは、セレナの見事なリターンを意識し、よりよくやろうとしすぎた結果のことだった。

「セレナが驚くべきサービスの持ち主であることは、秘密でも何でもないわ。でもセレナは、同様に驚くべきリターンを擁しているのよ」とリスクは身をもって感じたセレナの強さを説明した。

「私はこれまで一度も、セレナみたいにリターンしてくる誰かと対戦したことはなかった。それが、私のサービスに膨大なプレッシャーをかけたのよ」

 それでもリスクは、その午後の大部分で恐ろしくよいプレーをした。この火曜日まで、2019年のグラスコートを14勝1敗で駆け抜けたときと同様に。

 彼女はセレナの最初の4つのサービスゲームで2ブレークを果たし、結局5つのブレークポイントをすべてものにした。リスクが両サイドから放つ深くフラットなグラウンドストロークは、繰り返しセレナを動揺させた。

 リスクが終盤に萎れてしまうまでーーそれはWTAによれば、彼女がウインブルドン史上、大会開始時から連続5試合の3セットマッチを戦った最初の女子プレーヤーだということを鑑みれば理解できることではあった。

 セレナは右足首をひねり、動きは理想的と言いがたかった。第2セットの終盤にトレーナーを呼んで治療を受け、足首に追加的なテーピングを施した。それはリスクがポイント間に自分に向かって話しかけながら4ゲームを連取して第2セットを取り、それから第3セットで先にブレークして1-0とした時間帯でのことだった。

「私は(勝利に)すごく近づいていると思った」とリスクはそのときの心境を明かした。

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