15歳のセンセーション、ガウフが2週目へ [ウインブルドン]

 ガウフーー彼女の名前はコリだが、彼女はニックネームの『ココ』のほうを好んでいるーーは、多くの助けを得ている。

 彼女は10歳のときから、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のコーチを務めるパトリック・ムラトグルーが運営するフランスのテニスアカデミーでトレーニングしてきた。ガウフが13歳でUSオープン・ジュニアのチャンピオンになった2017年から、彼女はロジャー・フェデラー(スイス)と彼の長年の代理人であるトニー・ゴッドシックによって創始されたマネージメント会社から代理人を得ていた。

 各試合の前に、ガウフはゴッドシックの妻で14歳になる2週間前にUSオープン本戦の1試合に勝ったメアリー ジョー・フェルナンデス(アメリカ)と話をしてきたと明かした。フェルナンデスはグランドスラム大会で3度シングルス決勝に至り、ダブルスで2つのタイトルを獲得していた。

 ガウフの両親は、ふたりとも大学でアスリートだった。母キャンディはフロリダの陸上選手で、父コリーはジョージア州でバスケットボールをプレーしていた。

「彼らは最大の貢献者よ。特に私の母が…。母は間違いなく、物事をどのように見るかについて、私の心的態度を変えたの。父は、私が大きな夢を抱く理由ね」とガウフは両親に対する感謝の気持ちを示した。

「父の“信じる力”と、母の“集中し続け、落ち着きを保つ”教えは、いいミックスだと思うわ」

 間違いなくそれは、ここまでうまく機能している。

(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

※写真はコリ・ガウフ(アメリカ)
LONDON, ENGLAND - JULY 07: Cori Gauff of the United States arrives at Aorangi Park for a practice session during Middle Sunday of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 07, 2019 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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