そしてティーンエイジャー、コリ・ガウフ(アメリカ)も勝ち続けている。

 この日の遅く、15歳のガウフの試合は1番コートで行われ、彼女はマグダレナ・リバリコワ(スロバキア)を6-3 6-3で倒した。

 この試合はもともと2番コートで予定されていたが、昨年の準優勝者ケビン・アンダーソン(南アフリカ)とヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)の試合が長引き、20時近くまで終わらなかったため、試合は屋根と照明のある1番コートに移された。

 1回戦でガウフは、ウインブルドンで5度優勝しているビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を倒していた。

 ガウフは予選を勝ち上がってウインブルドン本戦にたどりついた最年少プレーヤーだが、この日も試合を通して成熟した姿勢を見せた。彼女は一度もブレークポイントに直面せず、アンフォーストエラーをわずか10本にとどめた。

 試合直後、ガウフは「ときどきリターンが難しかったけれど、特にプレッシャー下でいいプレーができたと思う」とコメントした。試合中は終始落ち着いていた彼女だが、「ここ数日に多くのことが起き、いまだショック状態にある」とも言い添えた。

 次の3回戦で、ガウフはポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)と対戦する。ヘルツォグはこの日、第17シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-2 6-4で下して勝ち上がった。

 また、ダニエル・コリンズ(アメリカ)は第12シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を4-6 6-4 6-3で下して3回戦に駒を進めた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は2回戦の試合後、コリ・ガウフ(アメリカ/左)とマグダレナ・リバリコワ(スロバキア)
LONDON, ENGLAND - JULY 03: Cori Gauff of the United States (L) shakes hands with Magdalena Rybarikova of Slovakia following victory in her Ladies' Singles second round match during Day three of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 03, 2019 in London, England. (Photo by Shaun Botterill/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles