2017年フレンチ・オープン女王オスタペンコらがUSオープン出場を取り消し、奈良くるみとオシグウェが繰り上がり

2017年フレンチ・オープン優勝者のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が月曜日、スケジュールの変更を理由にUSオープン出場を取り消した。

 彼女は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの中、来週から始まるUSオープン欠場を決めた多くのランキング上位者やグランドスラム優勝経験者のリストに加わった最新の女子選手となった。

 女子トップ8のうち6人がすでに欠場を決めており、その中にはロラン・ギャロスの現チャンピオンで世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)や2019年USオープン優勝者のビアンカ・アンドレスク(カナダ)も含まれていた。

 また同日には、元世界6位のカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)も参加しないことが明らかとなった。彼女は昨年の大会で背中下部の痛みを理由に1回戦を途中棄権したあと、努力が足りなかったと判断されたため「1回戦パフォーマンス・ルール」に則って賞金5万8000ドルのうち4万ドルを罰金として差し引かれる処分を受けていた。

 これにより142位の奈良くるみ(安藤証券)と143位のホイットニー・オシグウェ(アメリカ)が繰り上がり、オシグウェが得ていたワイルドカード(主催者推薦枠)の権利は637位のカトリーナ・スコット(アメリカ)の手に渡ることになった。

 カリフォルニア出身で16歳のスコットは、昨年のジュニアフェドカップ(女子16才以下国別対抗戦)でロビン・モンゴメリー(アメリカ)らとともに母国の世界一に貢献していた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年のUSオープンでのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(Getty Images)

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