ティアフォーがコロナ感染、アトランタの大会から離脱

世界ランク81位のフランシス・ティアフォー(アメリカ)が新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性反応を示し、エキシビション大会「オールアメリカン・チームカップ・テニストーナメント」を棄権した。

 8人のアメリカのトッププレーヤーがジョージア州アトランタ郊外のピーチツリー コーナーズにある『ライフタイム・フィットネス』に集ったこの週末3日間の大会で、ティアフォーは土曜日にテニス・サングレン(アメリカ)と対戦することになっていた。

 この大会では人数に制限を設けてファンたちの観戦を許可しており、マスク着用は義務付けられていないがリクエストすれば提供される。

 ティアフォーは金曜日にサム・クエリー(アメリカ)を倒したが、試合後に症状が出たため検査を受けたところ陽性だった。

 2019年オーストラリアン・オープンでベスト8入りした22歳のティアフォーは会場から去り、クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)が代役を務めることになった。ティアフォーはチーム・スターズのキャプテンで、ジョン・イズナー(アメリカ)が率いるチーム・ストライプスと対戦していた。

 6月には世界ナンバーワンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と他の3人のプレーヤーたちが、ヨーロッパでの似たような非公式大会「アドリア・ツアー」に出場したあとに感染が判明していた。テニスの公式大会は3月途中から休止されており、今のところ再開は8月の予定となっている。

 これを受けて自身のツイッターを更新したティアフォーは、「大会前はフロリダでトレーニングしており、そこで1週間前に受けた検査では陰性と診断されていた」とコメントした。彼はすでに大会スタッフに薦められた自己隔離のプロトコルを始めており、来週に改めて検査を受ける予定であると説明した。

 大会オフィシャルは会場の徹底した清掃と消毒を始めるとともに、ティアフォーと接触した可能性のある人々に対して注意を喚起している。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はフランシス・ティアフォー(アメリカ)(Getty Images)

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