フェデラーが故障再発で2020年の残りを断念

ロジャー・フェデラー(スイス)が右膝に受けた手術からの回復過程で故障がぶり返したため、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けた2020年のテニスシーズンの残りがどのようなものになろうとプレーできないことになった。

 グランドスラム大会優勝歴20回のフェデラーは2月、膝に関節鏡による手術を受けていた。彼は水曜日にツイッターでの声明を通し、2度目の術式を受けたことで復帰は2021年まで延期されることになると告げた。

 38歳のフェデラーは当初、少なくとも4ヵ月を回復期間に充てる予定にしていた。しかしパンデミックの中でツアーが休止となったため、エリートレベルの大会をほとんど欠場しないで済んでいた。

「数週間前のリハビリ中に故障が再発し、右膝に追加の関節鏡手術を受けなければならなかった」とフェデラーはコメントを投稿した。「(2016年ウインブルドン後にツアーを欠場したあと)2017年に備えたときのように、100%の準備をして最高レベルのプレーが出来るように必要な時間を取ることを計画している。2021年シーズンの初めにツアーに戻り、皆に会えることを楽しみにしているよ」。

 他のスポーツ同様、世界中で40万人の命を奪った新型コロナウイルスのせいでテニス界は混乱に陥っている。

 最古のグランドスラム大会であるウインブルドンは1945年以来となる中止(戦争以外では史上初)を決め、このグラスコート大会が次に開催されるのは2021年6月28日から7月11日となった。フレンチ・オープンとUSオープンの主催者たちは変わらず、今年の大会を行いたいと考えている。

 フレンチ・オープンの開始は、5月末から9月後半に延期された。USオープンはごく最近、ニューヨークで計画通り開催することを願っていると表明した。USオープンの本戦は、8月31日から始まる予定になっている。

 男子シングルスで金メダルを獲得して“生涯ゴールデンスラム”達成を目指すため、フェデラーは東京オリンピックでスイスを代表することを予定している。東京オリンピックはパンデミックのために1年延期の決定が下され、2021年に行われることになっている。

 2月に受けた最初の手術の少し前にフェデラーはオーストラリアン・オープンで準決勝に進出したが、そこでノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-7(1) 4-6 3-6で敗れていた。ジョコビッチは試合後、「明らかに、彼は体を痛めていたようだ。そのことは彼の動きの中に見て取れた」と話していた。

 8月に39歳になるフェデラーは、故障のため2016年シーズンの大部分でプレーすることができなかった。しかし彼は2017年に復帰し、オーストラリアン・オープンとウインブルドンで優勝した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はオーストラリアン・オープンでのロジャー・フェデラー(スイス)(Getty Images)

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