16歳の小田凱人がグランドスラム初優勝に王手、荒井大輔/眞田卓はダブルス準決勝で敗退 [オーストラリアン・オープン車いすの部]

写真は2022年USオープンでの小田凱人(東海理化)(Getty Images)

 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の車いす男子シングルス準決勝で、第3シードの小田凱人(東海理化)が第2シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)にX-Xで競り勝ちグランドスラム初優勝に王手をかけた。試合時間はX時間X分。  2021年4月に史上最年少(14歳11ヵ月14日)でITFジュニアランキングで1位となった小田は、今回が4度目のグランドスラム出場。デビュー戦だった昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)では2試合を勝ち上がり、4強入りしていた。  今大会での小田は1回戦でケーシー・ラツラフ(アメリカ)を6-1 7-5で、準々決勝では眞田卓(凸版印刷)を6-3 6-4で破って4強入りを決めていた。  小田は決勝で、三木拓也(トヨタ自動車)をX-Xで破って勝ち上がった第1シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス)と対戦する。  ダブルス決勝は、ヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)とアレハンデル・カタルド(チリ)/トム・エフベリンク(オランダ)orマイケル・シェファーズ/ルーベン・スパールハレン(ともにオランダ)の顔合わせとなった。第2シードのヒュウェット/リードが荒井大輔(BNPパリバ)/眞田をX-Xで下し、カタルド/エフベリンクorシェファーズ/スパールハレンはアレハンデル・カタルド(チリ)/トム・エフベリンク(オランダ)orマイケル・シェファーズ/ルーベン・スパールハレン(ともにオランダ)をX-Xで退けた。  車いすテニスは今年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。 ※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Ret.は途中棄権 大会11日目◎試合結果|車いすの部 車いす男子シングルス準決勝 ○1アルフィー・ヒュウェット(イギリス)[1] 6-1 6-1 ●8三木拓也(日本/トヨタ自動車) ○12小田凱人(日本/東海理化)[3] 6-4 4-6 7-5 ●16グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)[2] 車いす男子ダブルス準決勝 ○2マイケル・シェファーズ/ルーベン・スパールハレン(オランダ)6-3 6-2 ●4アレハンデル・カタルド/トム・エフベリンク(チリ/オランダ) ○8ルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)[2] 6-4 6-4 ●5荒井大輔/眞田卓(BNPパリバ/凸版印刷)

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