国内トップ選手が残したジュニア大会の成績を調査せよ!

全小、全中、インターハイ、そして全日本ジュニア……国内には夏の時期にジュニア日本一を決める大会が存在する。世界を舞台に活躍するトップ選手たちは、ジュニア時代にどんな成績を残し、飛躍を遂げたのか。彼らが残した小中高、夏の記録を追った。【2016年9月号掲載】

写真◎松本昭夫、大澤泰紀、真野博正、BBM

※成績はすべてシングルスのみ。大会名の略称は以下のとおり。全小=全国小学生テニス選手権大会、全中=全国中学生テニス選手権大会、総体=インターハイ、全日本Jr=全日本ジュニア12歳以下、14歳以下、16歳以下、18歳以下。成績はW=優勝、F=準優勝、SF=ベスト4、QF=ベスト8、3R=3回戦、2R=2回戦、1R=1回戦、-は出場なし、×は参加資格なし

錦織 圭 (日清食品)

1989年12月29日生まれ、島根県出身、出身校=松江市立乃木小→開星中→青森山田高、テニスを始めた年齢=5歳、プロ転向=2007年10月(写真は2001年全小、6年生のとき)

 4年生から3年連続で全小に出場した錦織は、中学2年でアメリカのボロテリーアカデミーに留学。翌04年に一時帰国し、14歳にして18歳以下の全日本ジュニアにエントリーした

土居美咲 (ミキハウス)

1991年4月29日生まれ、千葉県出身。出身校=大網白里町立瑞穂小→大網白里市立大網中→駿台甲英高。テニスを始めた年齢=6歳。プロ転向=2008年12月(写真は2008年全日本ジュニア、高校2年生のとき)

 ジュニア時代に手にした夏の全国大会優勝は“0”。高校2年時に出場した全日本ジュニア決勝は一学年上の小城千菜美に敗れて準優勝

杉田祐一 (三菱電機)

1988年9月18日生まれ、宮城県出身。出身校=仙台市立長命ヶ丘小→柏市立松葉中→湘南工大付高。テニスを始めた年齢=7歳。プロ転向=2006年10月(写真は2005年インターハイ、高校2年生のとき)

 中学3年まで全国タイトルと無縁だった杉田。04年の全日本ジュニアで初タイトルを手にすると、翌年のインターハイ個人単、高校3年時にも全日本ジュニア18歳以下で優勝

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