大坂なおみが国際スポーツ記者協会の2020年最優秀女子アスリートに選出

写真はUSオープン女子シングルス優勝の翌日に行われたフォトセッションでの大坂なおみ(日清食品)(Getty Images)

国際スポーツ記者協会(AIPS)が火曜日に「2020年AIPSチャンピオンズ」を発表し、大坂なおみ(日清食品)が最優秀女子アスリートに選ばれた。女子アスリート部門のトップ10にはほかにもテニス選手2名が入り、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が3位でイガ・シフィオンテク(ポーランド)は4位だった。

 2020年シーズンの大坂は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる中断前の戦績が5勝3敗だったが、ツアー再開後のウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5/ハードコート)で準優勝したあとUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で2年ぶりに女王の座に返り咲き、世界ランク3位で終えていた。

 また大坂は人種差別に抗議する意志を表明し、USオープンでは試合ごとに人種的差別行為の犠牲者となった人々の名前の入ったマスクを着用してコートに登場した。

 同賞はAIPSに所属する世界各国のスポーツ記者が投票し、各部門の1位が表彰される。今年は大坂のほかにも男子部門でブンデスリーガのFCバイエルン・ミュンヘンに所属するプロサッカー選手のロベルト・レバンドフスキ(ポーランド)、チーム部門はUEFAスーパーカップを含む年間5つのタイトルを獲得したFCバイエルン・ミュンヘンが受賞した。

 男子部門のテニス選手はラファエル・ナダル(スペイン)が3位、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が7位、ドミニク・ティーム(オーストリア)は10位に入り、チーム部門では女子ダブルスでグランドスラム2冠に輝いたティメア・バボス(ハンガリー)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)が6位に食い込んだ。

 パンデミックにより主要なイベントが軒並み中止となったため、今年は大会部門が除外された。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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