イズナーが新型コロナの懸念を理由にオーストラリアン・オープン欠場の意向を表明

写真はジョン・イズナー(アメリカ)(Getty Images)

男子テニス世界ランク25位のジョン・イズナー(アメリカ)が月曜日の夜、新型コロナウイルス(COVID-19)に関する懸念を理由にオーストラリアン・オープンを欠場する意向を表明した。

 2021年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/1月7~13日/賞金総額41万8195ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝でセバスチャン・コルダ(アメリカ)との同胞対決に敗れたあと、イズナーはこの決断を明かした。

 2人の幼い子供の父親である35歳のイズナーは家族と一緒にツアーを回りたいと考えており、「遠征先でもできる限り楽しく過ごしたいんだ。僕だって永遠にテニスをプレーしていく訳ではないからね」と語った。しかしコロナ禍の現状では不可能であり、今回オーストラリアに行くとなれば家族と過ごせない時間があまりに多くなってしまうと彼は説明した。

 元トップ10プレーヤーで同大会に第2シードで出場していたイズナーはこの日、20歳のコルダに3- 6-4 3-6で敗れた。元ジュニア世界ナンバーワンのコルダは昨年の秋、自己最高ランキングとなる116位をマークした。彼の父で1998年オーストラリアン・オープン優勝者のペトル・コルダ(チェコ)はデルレイビーチで2度プレーしたが、2回戦より先に勝ち進むことができなかった。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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