「24」を追い求めるセレナは大坂と同じボトムハーフに [オーストラリアン・オープン]
グランドスラム大会シングルス優勝回数でマーガレット・コート(オーストラリア)の持つ史上最多記録「24」を追い求めているセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は、世界ランク2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)と同じクォーター(ドローの4分の1)、2019年優勝者で第3シードの大坂なおみ(日清食品)と同じボトムハーフ(ドローの下半分)に入った。
オーストラリアン・オープンで7度優勝した実績を持つ第10シードのセレナは初戦でラウラ・シグムンド(ドイツ)で対戦することが決まり、まずはそこが今の彼女が気持ちを集中させている相手となる。
USオープン女王の大坂は1回戦で、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)と対戦することになった。世界ランク自己最高13位のパブリウチェンコワはグランドスラム大会で6度8強入り実績を持っており、昨年の大会では2年連続3度目の準々決勝進出を果たした。
大坂のいるクォーターには、5人のグランドスラム大会優勝経験者が含まれている。2019年USオープン覇者で第8シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)、ウインブルドンを2度制した第9シードのペトラ・クビトバ(チェコ)、前年の準優勝者で第14シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、2016年にタイトルを獲得した第23シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)、四大大会シングルスで通算7勝を挙げている元世界ナンバーワンのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が大坂と同じブロックに集まっている。
ディフェンディング・チャンピオンで第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)は世界1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)がいるトップハーフ(ドローの上半分)に入ったため、ふたりはふたたび準決勝で顔を合わせる可能性がある。昨年の大会でバーティーとの対戦に勝ったケニンは、最終的にグランドスラム初タイトルを獲得した。
ドロー抽選は検疫ホテルのスタッフのひとりが新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と診断されたために160人の選手が隔離されて検査を受けている間、木曜日のすべての試合が延期されたことを受けて予定より1日遅れで行われた。(APライター◎ジョン・パイ/構成◎テニスマガジン)
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写真◎Getty Images
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