奈良くるみが予選2試合を勝ち抜き今季初のWTAツアー本戦入り [ボルボ・カーズ・オープン]

写真は2019年東レPPOでの奈良くるみ(安藤証券)(撮影◎浅尾心祐 / SHINSUKE ASAO)

WTAツアー公式戦の「ボルボ・カーズ・オープン」(アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/4月5~11日/賞金総額56万5530ドル/クレーコート)の予選決勝で、第8シードの奈良くるみ(安藤証券)が第10シードのアリー・キック(アメリカ)を6-2 6-1で下して本戦入りを決めた。試合時間は59分。

 29歳の奈良がWTAツアーで予選を突破したのは、2019年10月の天津(WTAインターナショナル/ハードコート)以来となる。今大会には2016年に一度出場したが、1回戦でユリア・プティンセバ(カザフスタン)に6-7(4) 0-6で敗れていた。

 ドロー抽選が行われ、奈良の初戦の対戦相手はフランチェスカ・ディ ロレンツォ(アメリカ)に決まった。

 そのほかの日本勢は土居美咲(ミキハウス)と日比野菜緒(ブラス)がシングルスに、土居/日比野はダブルスに出場している。初戦の対戦相手は土居がヤロスラーワ・シュウェドワ(カザフスタン)、日比野がリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、土居/日比野は第2シードのティメア・バボス(ハンガリー)/ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)となっている。

 ボルボ・カーズ・オープンはWTA500に格付けされる大会で、シングルス56ドロー、ダブルス16ドローで争われる。昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

予選結果|日本人選手

予選決勝

○29奈良くるみ(日本/安藤証券)[8] 6-2 6-1 ●32アリー・キック(アメリカ)[10]

予選1回戦

○29奈良くるみ(日本/安藤証券)[8] 6-3 6-2 ●30ウィットレイ・ペイト(アメリカ)[WC]

上位出場選手シード順位|シングルス

アシュリー・バーティ(オーストラリア)[1]
ソフィア・ケニン(アメリカ)[2]
ペトラ・クビトバ(チェコ)[3]
キキ・バーテンズ(オランダ)[4]※左アキレス腱のケガで欠場

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撮影◎浅尾心祐 / SHINSUKE ASAO

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