オジェ アリアシムが3時間近くの接戦を制して2回戦へ「何が何でも勝ちたいと思っていた」 [イタリア国際]

写真はマドリッド・オープンでのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月9~16日/賞金総額256万3710ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)はフィリップ・クライノビッチ(セルビア)との接戦を6-3 6-7(5) 6-4で制した。

 第1セットを先取したオジェ アリアシムは第2セット5-4としてサービング・フォー・ザ・マッチを迎えたが、そこで試合を終わらせることができなかった。会場のフォロ・イタリコはかなり気温が高いコンディションで、第3セットでのオジェ アリアシムは首と脚にアイスパックを当てて体を冷やしながら奮闘した。

 ローマでプレーした過去2年はともに初戦で敗れていたオジェ アリアシムは、約3時間をかけた末に初勝利をもぎ取った。

「できると信じなければならないし、ときに立ち直って奮起しなければならないんだ。何が何でも勝ちたいと思っていたから、僕は必死に奮闘して勝機を見つけることができたよ」とオジェ アリアシムはコメントした。

 ラファエル・ナダル(スペイン)の叔父で彼のコーチとしてを16回のグランドスラム制覇に導いたトニー・ナダル氏を陣営に迎えて以来、オジェ アリアシムはバルセロナでのベスト8が最高成績でモンテカルロとマドリッドのマスターズでは1回戦負けを喫していた。

 オジェ アリアシムは次のラウンドで、9月に開催された昨年の大会で準優勝を飾った第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。上位8シードは初戦をBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合では第11シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)がラスロ・ジェレ(セルビア)を4-6 6-3 6-1で、第12シードのダビド・ゴファン(ベルギー)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したサルバトーレ・カルーゾ(イタリア)を6-4 6-1で、ライリー・オペルカ(アメリカ)はリシャール・ガスケ(フランス)を6-1 7-5で下し、それぞれ2回戦に駒を進めた。(C)AP(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles