「不調の理由が分からない」1回戦敗退のドミニク・ティーム [フレンチ・オープン]
「モティベーションにまったく問題なかった。今日は自分のプレーができなかった。すべてのショットにパワー、正確さが足りず、自分の動きもよくなかった。特にフォアハンドは最悪だった。すべてのプレーにおいて数%ずつ足りなかったと思う」
5月に入り、マドリッドでベスト4だったが、ローマはベスト16、リヨンに続いての初戦敗退。不調の原因は自分でもまったく掴めていない。
「不調の理由は分からない。コートに戻ってから2ヵ月が経っており、練習の調子も悪くない。普通に調子がよかったから。マドリッド、ローマでも調子はよかった。でも、リヨンとここパリではよくなかった。本来の自分の姿を見せられなかった」
今までのキャリアで直面したことがないほど、スランプに戸惑っている様子だ。
「僕の目指すところはビッグタイトルを争うことだが、今はそこに達していない。このような状況に直面するのは初めてのことだ。この6、7年は多少の下降もあったけど、常に上昇してきた。今日のような負け方は、特にここロラン・ギャロスでは過去になかったもの。何が問題なのかしっかり分析して、できるだけ早く本来の調子を取り戻したい」
ティームのグランドスラム全成績。黄色が全仏
もっとも得意な大会での初の1回戦敗退にショックを受けているようだ。
「2016年以降、この大会ではいつも上位まで勝ち進んでいたから厳しい。グランドスラムの1回戦負けは2019年以来のこと。ここで敗退するのは不思議だし、非常に厳しい現実だ」
得意のクレーコートシーズンが終わり、得意とは言えないグラスコートシーズンに入る。
「これからグラスシーズンに向けての準備に入るけど、まだプランは何も決まっていない。これから考える」(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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