大坂なおみがSNSを通してフレンチ・オープンを棄権すると発表「大会にとって最善のこと」

写真は女子シングルス1回戦での大坂なおみ(日清食品)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルスに第2シードで出場していた大坂なおみ(日清食品)が自身のSNSを更新し、大会を棄権すると発表した。

 グランドスラム大会優勝歴4回で元世界ナンバーワンの大坂はフレンチ・オープン期間中はメディアに対する通常のやり取りには参加しない意向を表明し、日曜日の1回戦勝利後に記者会見をスキップしたため1万5000ドルの罰金を科された。

 大坂は月曜日にSNSに投稿した声明文の中で、「大会や他のプレーヤー、そして私のウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念)にとって、今は私が棄権して皆がパリでテニスに集中できるようにすることが最善のことだと思います」とコメントした。

 彼女はまた物議を醸した決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に勝って優勝した2018年USオープン以来、「長い間うつ病に苦しんできた」と告白した。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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