センターコートの大声援をバックにマレーがフルセットの2回戦に勝利 [ウインブルドン]

写真はアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)が予選勝者のオスカー・オッテ(ドイツ)を6-3 4-6 4-6 6-4 6-2で倒してベスト32に進出した。試合時間は3時間51分。

 ウインブルドンに4年ぶり13回目の出場となる34歳のマレーは、2013年と16年にタイトルを獲得。前回プレーした2017年は、準々決勝でサム・クエリー(アメリカ)に6-3 4-6 7-6(4) 1-6 1-6で敗れていた。

 2度に渡る股関節手術からの復帰過程にあるマレーはATPランキングを118位まで落としており、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)で参戦している。

 マレーは次のラウンドで、パブロ・アンドゥハル(スペイン)が棄権したため不戦勝で勝ち上がった第10シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第9シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、セバスチャン・コルダ(アメリカ)、ドミニク・コプファー(ドイツ)が3回戦に駒を進め、第8シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)とミオミル・キツマノビッチ(セルビア)の試合は第4セットの途中で日没により順延となった。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

男子シングルス2回戦|主な試合結果

○17ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[9] 4-6 6-2 6-1 6-4 ●20リアム・ブローディ(イギリス)[WC]

○32アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[5] 6-1 6-2 7-5 ●29ロイド・ハリス(南アフリカ)

○47セバスチャン・コルダ(アメリカ)7-5 6-4 6-4 ●46アントワーヌ・ホワン(フランス)[Q]

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○55アンディ・マレー(イギリス)[WC] 6-3 4-6 4-6 6-4 6-2 ●53オスカー・オッテ(ドイツ)[Q]

○58ドミニク・コプファー(ドイツ)6-3 6-7(8) 7-6(2) 5-7 6-3 ●59クォン・スンウ(韓国)

62ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)3-6 3-6 7-6(3) 2-3 順延 64ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)[8]

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写真◎Getty Images

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