ウインブルドン5連覇のレジェンド、ボルグの息子レオがジュニアの部で白星デビュー

写真はレオ・ボルグ(スウェーデン)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の大会7日目は『マニックマンデー(大忙しの月曜日)』と呼ばれ、男女のシングルス4回戦各8試合などが行われた。

 自分の有名な父親がウインブルドンで最後の試合をプレーした40年と1日後、レオ・ボルグ(スウェーデン)がオールイングランド・クラブで勝利のデビューを遂げた。

 ウインブルドンで5連覇を達成したレジェンドであるビヨン・ボルグ(スウェーデン)の息子は、マルコ・トポ(セルビア)を6-3 6-7(2) 6-0で倒してジュニアの部で初戦に勝ったのである。

 18歳のレオは現役時代の父と同じく長いブロンドの髪をなびかせFILAのウェアを身に着けており、当然ながら初お目見えとなるウインブルドンでちょっとばかりメディアの注目を集めていた。

「父がここで何度もプレーし、タイトルを獲得したことは知っているよ。だからここでコートに出て行き、もしかしたら自分もいつの日か父と同じところに至れるかもしれないと感じるというのは凄く特別なことなんだ」とレオはコメントした。

「父はただ頑張ってこい、大いに楽しんでこいと声をかけてくれたよ。ウインブルドンでプレーするというのは常に特別なことだから、とにかく楽しめとね」と彼は試合前に父がアドバイスをくれたことと明かした。

 彼の父は1976年から80年まで5年連続でウインブルドンに優勝したあと、1981年の伝説的決勝でジョン・マッケンロー(アメリカ)に敗れていた。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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