ベレッティーニがオジェ アリアシムを振りきりグランドスラム大会で2度目の準決勝進出 [ウインブルドン]

2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が第16シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を6-3 5-7 7-5 6-3で振りきりベスト4進出を果たした。試合時間は3時間4分。
グランドスラム大会でベレッティーニが準決勝に勝ち進んだのは、2019年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来で2度目となる。
ウインブルドンに2年ぶり3度目の出場となる25歳のベレッティーニは、前回開催された2019年のベスト16がこれまでの最高成績だった。そのときは3試合を勝ち抜いたあと、4回戦でロジャー・フェデラー(スイス)に1-6 2-6 2-6で敗れていた。
前哨戦のロンドン(ATP500)で優勝して今大会を迎えているベレッティーニは、グラスコートでの連勝を「10」に伸ばした。
この結果でベレッティーニは、オジェ アリアシムとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2019年6月にシュツットガルト(ATP250/グラスコート)の決勝で一度顔を合わせており、ベレッティーニが6-4 7-6(11)で勝っていた。
今大会でのベレッティーニは1回戦でギド・ペラ(アルゼンチン)を6-4 3-6 6-4 6-0で、2回戦でラッキールーザーのボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-3 6-4 7-6(4)で、3回戦でアルヤズ・ベデネ(スロベニア)を6-4 6-4 6-4で、4回戦ではイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)を6-4 6-3 6-1で破って8強入りを決めていた。
ベレッティーニは次のラウンドで、第14シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。フルカチュは準々決勝で、第6シードのフェデラーを6-3 7-6(4) 6-0で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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