3人のシード選手と倒したアルカラスが18歳にしてATPツアー初優勝 [クロアチア・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「プラバ・ラグナ・クロアチア・オープン・ウマグ」(ATP250/クロアチア・ウマグ/7月19~25日/賞金総額48万1270ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第7シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がリシャール・ガスケ(フランス)を6-2 6-2で下してATPツアー優勝を飾った。試合時間は1時間16分。

 18歳のアルカラスがツアー大会の本戦でプレーしたのはこれが13回目で、4月のマルベーリャ(ATP250/クレーコート)でのベスト4がこれまでの最高成績だった。1990年のATPツアー創設以来、同年齢で初タイトルを獲得したのは2008年デルレイビーチ(ATP250/ハードコート)でチャンピオンに輝いた錦織圭(日清食品)以来となる。

 両者は今回が初対戦。2018年7月のバスタッド(ATP250/クレーコート)以来の決勝に臨んだ35歳のガスケは、ツアー通算16勝目を目指していた。

 今大会でのアルカラスは1回戦でルカ・プイユ(フランス)を3-6 6-2 6-2で、2回戦でアンドレイ・マルティン(スロバキア)を6-3 6-1で、準々決勝で第3シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)を7-6(3) 2-6 6-1で、準決勝では第1シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)を6-2 7-6(3)で破って決勝進出を決めていた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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