「決勝でノバクと対戦しない可能性もある」準決勝進出のカレーニョブスタ [東京2020]

2021-07-30

「決勝でノバクと対戦しない可能性もある」準決勝進出のカレーニョブスタ [東京2020]

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準々決勝でダニール・メドベージェフ（ロシア）を下しガッツポーズのパブロ・カレーニョブスタ（スペイン）（Getty Images）

　1年遅れでの開催となる世界的なスポーツの祭典「東京オリンピック2020テニス競技」（東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート／7月24日～8月1日／ハードコート）の男子シングルス準々決勝で、第6シードのパブロ・カレーニョブスタ（スペイン）が6-2 7-6(5)で第2シードのダニール・メドベージェフ（ロシア）を退けた。

「キャリアの中でもベストマッチのひとつ。ダニールは本当にいい選手で、ストロークには抜群の安定感があり、信じられないほど強い。でも、今日は自分も凄くよかった。ミスも多くなかった。安定していたし、チャンスのときに積極的に攻めて生かすことができた。試合の最後は競った展開でどちらも疲れていた。勝って準決勝に進めて本当にうれしい」

　自分のレベルを客観的に見て。

「いつもベストを尽くしている。今大会も調子がよく、先週はドイツのハンブルク（クレーコート／ATP500）でも凄くいい試合ができ、優勝した。今は自信を持ってプレーできている」

　メダル獲得が見えてきた。

「ノバク・ジョコビッチ（セルビア）は世界ナンバーワンで、現時点で世界最高の選手だ。でも今は自分の準決勝に集中しなければならない。決勝でノバクと対戦しない可能性もある訳だから。オリンピックの決勝に出場するのは大きなチャンスだから、とにかく集中して準決勝を戦いたい」

　カレーニョブスタは準決勝で、第12シードのカレン・ハチャノフ（ロシア）と対戦する。（テニスマガジン）

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写真◎Getty Images

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