オッテの勝利で予選勝者3人が男子シングルス16強入りを決める [USオープン]

写真はオスカー・オッテ(ドイツ)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス3回戦でオスカー・オッテ(ドイツ)がアンドレアス・セッピ(イタリア)を6-3 6-4 2-6 7-5で倒したことで、本戦に勝ち残っている予選勝者の数は3人になった。

 これは同大会が予選の記録をキープするようになった1982年以降で初めてのことで、グランドスラム大会全体を見ても3人の男子予選勝者が2週目まで勝ち残ったのは1995年フレンチ・オープン以来のこととなる。

 世界ランク144位のオッテは、同179位のイリ・ノバク(チェコ)が16強入りした2006年以降でもっともランキングの低いUSオープン4回戦進出者となった。

 同じく予選勝者のボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)とペーター・ゴヨブチック(ドイツ)もまた、金曜日に3回戦を勝ち上がっていた。

 オッテは次のラウンドで、ウインブルドン準優勝者のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。今大会の第6シードで2019年USオープンで4強入りした実績を持つベレッティーニはこの日、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)に6-7(5) 6-2 6-4 2-6 6-3で競り勝った。(APライター◎ダン・ゲルストン/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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