ベレッティーニが予選勝者オッテの進撃を食い止めグランドスラム3大会連続準々決勝進出 [USオープン]

写真はマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第6シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が予選勝者のオスカー・オッテ(ドイツ)を6-4 3-6 6-3 6-2で下してベスト8に進出した。試合時間は2時間24分。

 グランドスラム大会でベレッティーニが4回戦を突破したのは、今年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)から3大会連続4度目となる。

 フラッシングメドウに4年連続出場となる25歳のベレッティーニは、2019年のベスト4がこれまでの最高成績。昨年は4回戦で、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)に6-4 3-6 3-6 3-6で敗れていた。

 2021年シーズンのベレッティーニはツアー2勝を挙げ、5月のマドリッド(ATP1000/クレーコート)と7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で準優勝するなど世界ランク自己最高の8位で今大会を迎えている。

 この結果でベレッティーニは、オッテとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2018年フレンチ・オープン1回戦で一度顔を合わせており、ベレッティーニが3-6 7-5 6-2 6-1で勝っていた。

 今大会でのベレッティーニは1回戦でジェレミー・シャルディ(フランス)を7-6(5) 7-6(7) 6-3で、2回戦でコランタン・ムーテ(フランス)を7-6(2) 4-6 6-4 6-3で、3回戦ではイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)を6-7(5) 6-2 6-4 2-6 6-3で破って16強入りを決めていた。

 ベレッティーニは準々決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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