ポールがレジェンドのマレーを倒して準決勝進出 [ストックホルム・オープン]
ATPツアー公式戦の「ストックホルム・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/11月7~13日/賞金総額71万1275ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝でトミー・ポール(アメリカ)が相手の反撃を食い止め、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアンディ・マレー(イギリス)を6-2 3-6 6-3で倒してベスト4に進出した。
第1セットを先取したポールは第2セットではファーストサーブが入らず苦労し、グランドスラム大会を3度制した実績を持つマレーに付け入る隙を与えてしまった。しかしマレーは第3セットの重要な局面でダブルフォールトを犯して3-4とリードされ、タイトルを獲得した2019年10月のアントワープ以来となるツアー4強入りを逃した。
「彼はレジェンドだ。僕は今日、自分のベストテニスと呼べるプレーした。僕は試合の途中にコーチを見上げ、今日は彼と戦うのが楽しいと思ったよ」とポールはマレーについて話した。
ポールは次のラウンドで、同胞のフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。第8シードのティアフォーは第4シードのダニエル・エバンズ(イギリス)に1-6 6-1 6-1で逆転勝利をおさめ、準決勝に進出した最初のプレーヤーとなった。彼は3週間前のウィーンで決勝に進出したが、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に敗れてキャリア2つ目のタイトルを逃していた。
もうひとつの準決勝は、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)とデニス・シャポバロフ(カナダ)の同胞対決となった。第2シードのオジェ アリアシムがボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-4 6-3で退け、第3シードのシャポバロフはアルトゥール・リンデルネック(フランス)に4-6 6-3 7-5で競り勝った。
好調なサービスに支えられたオジェ アリアシムは準々決勝を通して11本のエースを決め、33回あったファーストサーブからのポイントを27本ものにした。
「今日の僕は動きもよかったし、ボールのスピードや高さにうまく変化をつけてプレーできていたね。ここのコートは僕に合っていると思うよ」とオジェ アリアシムはコメントした。
昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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