優勝歴7度のセレナ・ウイリアムズがオーストラリアン・オープンを欠場「肉体的にまだ戦える状態ではない」

写真は2021年オーストラリアン・オープンでのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)(Getty Images)


 オーストラリアン・オープンのエントリーリストにセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の名前がないことが明らかになってから間もなく、メルボルン・パークで7度優勝した実績を持つセレナは2022年最初のグランドスラム大会でプレーしないことを認めた。

 40歳のセレナは右ハムストリングの負傷でウインブルドン1回戦を棄権してから公式戦でプレーしておらず、今や彼女の世界ランクは41位に落ちている。彼女は2017年オーストラリアン・オープンで23回目のグランドスラム制覇を果たしたあとはタイトルを獲得できておらず、今年の同大会では準決勝で大坂なおみ(日清食品)にストレートで敗れていた。

 水曜日に公式サイトを更新したオーストラリアン・オープンは欠場となったセレナについて、「彼女の医療チームのアドバイスに従い」メルボルンでプレーしない決断を下したと説明した。

「決して簡単な決断ではなかったけれど、私は肉体的にまだ戦える状態ではありません」とセレナは公式サイトを通してコメントした。

「メルボルンは私のお気に入りの都市のひとつであり、私は毎年オーストラリアン・オープンでプレーすることを楽しみにしています。ファンに会えないのは残念ですが、また戻ってきて自分の最高レベルでプレーする日を心待ちにしています」

 アシュリー・バーティ(オーストラリア)は女子のエントリーリスト最上位として、1978年のクリス・オニール(オーストラリア)以来となる母国の地でグランドスラム大会を制したオーストラリア人女子シングルス優勝者になることを目指すことになる。

 月曜日には2019年USオープン優勝者のビアンカ・アンドレスク(カナダ)が精神的休息のため少しの間テニスから離れ、オーストラリアン・オープンを含む来季の出だしには大会に出ない意向であることを明かしていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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