「疲れ果てた。もう夜中の3時だぞ!」3回戦でカラツェフを退けたマナリノ [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、アドリアン・マナリノ(フランス)が第18シードのアスラン・カラツェフ(ロシア)を7-6(4) 6-7(4) 7-5 6-4 で下した。試合時間は4時間38分。
見応えのある試合だった。今の気分は?
「疲れ果てた。長い試合だった。もう夜中の3時だぞ」
タフな試合を終えた直後だが、次の相手についてどう思う?
「次の相手が誰だかわからない。見たくもないし、今知りたくもない。試合を終えた直後でもう午前3時なんだ。次に誰と対戦するかはどうでもいい。それは最後に考える。今は喜びに浸りたい。次の試合の前までに時間も十分ある」
このところ素晴らしいプレーを見せている。相手を苦しめているのはどんなところ?
「まだ3試合に勝っただけで、そんなに相手を苦しめているとは言えない。今夜はいいマッチアップだった。アスランは自分の力を最大限に引き出してくれる相手だ。2回戦のホベルト・フルカチュ(ポーランド)もそうだった。コート上での動きはいいと思う。いいレベルを継続することを意識している。先を考え過ぎずにその瞬間に全力を尽くす自分の姿勢がいいと思う。1ポイントずつ集中しているのがうまくいっている。1回戦では試合中に文句を言って、あまりいい姿勢ではなかった。それでも運よく勝ち抜けた。今はコート上での姿勢をよくすることに取り組んでいる。すべてのポイントに集中するようにしている。僕のプレースタイルでは時速220kmのサービスを打てないし、ウィナーもたくさん決められない。とにかくハードワークして一つでも多くのボールをコートに返すしかないんだ」
マナリノは4回戦で、第6シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。
写真◎Getty Images
Pick up
-
PR | 2024-06-01
『成長の原動力』——ノアインドアステージ、全国35校目となる南町田校が7月オープン
ノアインドアステージといえば、テニス経験者なら誰もが少なくと
-
2024-06-14
2024ウインブルドン 大会まとめページ
2024ウインブルドン 大会まとめページ2024年7月1日(
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Related
-
2022-01-22
「ハードコートではロジャーとノバクのほうが少しだけ強い」3回戦突破のナダル [オーストラリアン・オープン]
-
2021-06-30
フェデラーがセットカウント1-2と追い込まれるも負傷したマナリノの途中棄権で2回戦へ [ウインブルドン]
-
2022-01-15
カラツェフが元世界1位マレーを退け3度目のツアー優勝 [ATPシドニー]
-
2022-01-21
「ニックはラファ、ロジャー、ノバクの誰でも倒せる」2回戦でキリオスを倒したメドベージェフ [オーストラリアン・オープン]
-
2022-01-19
“ワクチン嫌い”がスポンサーにも影響? フレンチ・オープン出場にも疑問符がつくジョコビッチの憂鬱
Pick up
-
PR | 2024-06-01
『成長の原動力』——ノアインドアステージ、全国35校目となる南町田校が7月オープン
ノアインドアステージといえば、テニス経験者なら誰もが少なくと
-
2024-06-14
2024ウインブルドン 大会まとめページ
2024ウインブルドン 大会まとめページ2024年7月1日(
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Ranking of articles
-
2024-06-11
大坂なおみが2019年ウインブルドン以来のグラスコート大会初戦で第4シード撃破 [WTAスヘルトーヘンボス]
-
2024-06-10
ズベレフの悲願を打ち砕いたアルカラスがグランドスラム決勝3戦全勝で大会初優勝 [フレンチ・オープン]
-
2024-06-13
大坂なおみが2試合連続の快勝で8強入り、次は2019年USオープン優勝者アンドレスク [WTAスヘルトーヘンボス]
-
2024-06-15
準々決勝で実現した2度目の元USオープン優勝者対決でアンドレスクが大坂に雪辱「このような試合のためにテニスをしている」 [WTAスヘルトーヘンボス]
-
2024-06-15
大坂なおみは産休から復帰後初の4強入りならず、2度目の対決は接戦の末にアンドレスクが雪辱 [WTAスヘルトーヘンボス]