マドリッド・オープンにジョコビッチ、ナダル、アルカラスらがエントリー

写真は2021年ムトゥア・マドリッド・オープン2回戦で対戦したラファエル・ナダル(スペイン/右)とカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 男女共催のツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/5月1~8日、WTA1000/4月28日~5月7日/スペイン・マドリッド/クレーコート)がプレスリリースを通し、男女の出場予定者を発表した。

 男子はノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、カルロス・アルカラス(スペイン)、女子ではパウラ・バドーサ(スペイン)とガルビネ・ムグルッサ(スペイン)の地元トップ選手に加え、イガ・シフィオンテク(ポーランド)、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、シモナ・ハレプ(ルーマニア)などの上位プレーヤーたちが揃ってエントリーしている。

 同大会で3度優勝した実績を持つジョコビッチと2度目の出場となるシフィオンテクと、男女の世界ランク1位がエントリーリストのトップに名を連ねている。またロラン・ギャロス出場を目指し、恐らく4月いっぱいは肋骨の疲労骨折からの回復に努めなければならない様子のナダルにとって、もし間に合えば今大会はフレンチ・オープンに向けた貴重な調整の場となる。

 世界3位に返り咲いたアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、世界5位のアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)というふたりのディフェンディング・チャンピオンのほか、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、ドミニク・ティーム(オーストリア)らの元準優勝者たちも出場を予定している。

 また男子のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、ヤニク・シナー(イタリア)、デニス・シャポバロフ(カナダ)、女子ではエマ・ラドゥカヌ(イギリス)、コリ・ガウフ(アメリカ)、レイラ・フェルナンデス(カナダ)らの若き新鋭たちがタイトルを狙うことになる。

 ロジャー・フェデラー(スイス)など事前に欠場がわかっていた選手に加え、先日にヘルニアの手術を受けるため1~2ヵ月の戦線離脱を発表していた世界2位のダニール・メドベージェフ(ロシア)もリストに名前がなかったトップ選手に含まれていた。

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写真◎Getty Images

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