フリッツが今季のクレーコートシーズン初戦に勝利「かなり堅実なプレーができた」 [US男子クレーコート選手権]

写真はマイアミ・オープンでのテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「Fayez Sarofim & Co. US男子クレーコート選手権」(ATP250/アメリカ・テキサス州ヒューストン/4月4~10日/賞金総額66万5330ドル/クレーコート)の男子シングルス2回戦で第2シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)がアレハンドロ・タビロ(チリ)を6-1 6-4で下し、クレーコートシーズンを白星でスタートさせた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、フリッツはこの試合が初戦だった。

 インディアンウェルズでATPマスターズ1000大会の初タイトルを獲得したフリッツは、最初の4ゲームを連取する好スタートを切った。フリッツは第2セットでも直ぐに相手のサービスゲームを破って3-0とリードしたが、次第にリズムを掴んできたタビロにブレークバックに成功した。しかしフリッツはそこからここ数ヵ月で培った勝負強さを発揮し、最後の2ゲームを取って試合をストレートで終わらせた。

「彼はクレーコートで非常によくやってきた選手なので、今夜は本当に厳しい試合になるだろうと感じていた」と試合後にフリッツはコメントした。

「これは僕にとって(クレーコートでの)今季初試合だ。自分のプレーぶりにはかなり満足しているよ。文句は言えないね。かなり堅実なプレーができた」

 2月からクレーコートの大会ばかりでプレーしてきたタビロは予選から勝ち上がったコルドバで初のATPツアー決勝進出を果たし、サンティアゴでも4強入りしていた。

 フリッツは次のラウンドで、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を3-6 6-3 6-3で破って勝ち上がった第5シードのクリスチャン・ガリン(チリ)と対戦する。ディフェンディング・チャンピオンのガリンはジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を3-6 6-3 6-3で倒し、今季初の8強入りを決めていた。

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写真◎Getty Images

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