オペルカが準決勝へ、次は不戦勝で勝ち上がったキリオスと対決 [US男子クレーコート選手権]

写真はライリー・オペルカ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「Fayez Sarofim & Co. US男子クレーコート選手権」(ATP250/アメリカ・テキサス州ヒューストン/4月4~10日/賞金総額66万5330ドル/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのライリー・オペルカ(アメリカ)が予選勝者のハイス・ブラウワー(オランダ)を6-3 7-5で下してベスト4に進出した。

 これまでこの大会であまりいい成績を挙げていなかったオペルカだったが、今回は勢いのいいスタートを切った。

「1回戦をBYEで免除されるというのはいいね。少し遅れて始め、コートで多く練習することができるのはいいことだよ。時間を取ることができるのは、非常に大きな利点だ」とオペルカはコメントした。

 オペルカは次のラウンドで、ニック・キリオス(オーストラリア)と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したキリオスはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のマイケル・モー(アメリカ)が右腿内転筋の問題で棄権したため、不戦勝で勝ち上がっていた。

「ニックが相手だと、どんなことになるか決してわからない。彼を倒すためには間違いなく、これまで以上にいいサービスを打たなければならないだろうね」とオペルカは次戦を見据えた。

 一方のキリオスは、「ライリーに対する準決勝は楽しみだね。彼はここ数年、非常にいいプレーをしてきた選手だ。彼は自分のプレースタイルを見出し、それを行使している」と展望を語った。

「ヒューストンの観客の前にふたたび出ていくことにワクワクしているよ。カギはいいサービスを入れることだ。勝負を分けるのは数ポイントになるかもしれないね。この大会を見る限り、僕らはふたりともクレーコートで心地よくプレーできている。ここのコンディションはお互いにとってかなりいいものだと思うよ」

 もうひとつの準決勝は、第4シードのジョン・イズナー(アメリカ)と第5シードのクリスチャン・ガリン(チリ)の顔合わせとなった。イズナーが第6シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)との地元勢対決を6-4 2-6 6-3で制し、ディフェンディング・チャンピオンのガリンは第2シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を6-2 6-7(5) 6-3で振りきった。

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写真◎Getty Images

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