ズベレフらベスト16が出揃う、アルカラスなど3人の上位シード勢が初戦敗退 [モンテカルロ・マスターズ]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月10~17日/賞金総額580万2475ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)を6-1 7-5で下して16強入りを決めた。試合時間は1時間26分。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、ズベレフはこの試合が初戦だった。ATPマスターズ1000の大会で5つのタイトルをもつ24歳のズベレフはそのうちの3つをマドリッドとローマのクレーコートで獲得しているが、モンテカルロでは2018年のベスト4がこれまでの最高成績となっている。

 ズベレフは次のラウンドで、第13シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦する。カレーニョ ブスタは苦戦を強いられたが、最終的に4-6 7-6(3) 4-3とした時点でアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が棄権したため勝ち上がった。

 この日初戦に臨んだズベレフ以外の上位シード勢は第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が3回戦に駒を進めたが、第6シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス)、第8シードのカルロス・アルカラス(スペイン)は敗れた。

 アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)がノリーを6-4 2-6 6-4で、セバスチャン・コルダ(アメリカ)がマイアミ(ATP1000/ハードコート)でマスターズ初制覇を果たしたばかりだったアルカラスを7-6(2) 6-7(5) 6-3で、ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)はオジェ アリアシムを6-2 7-6(2)で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

 そのほかの試合では第9シードのヤニク・シナー(イタリア)、第10シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第11シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したダビド・ゴファン(ベルギー)、第16シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-4 6-4で破ったラスロ・ジェレ(セルビア)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 3回戦ではルードがグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と、ルブレフがシナーと、フリッツがコルダと、フルカチュがラモス ビノラスと、シュワルツマンがムゼッティと、ゴファンがアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と、ジェレは第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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