ジャバーがマドリッドからマッチ8連勝で2回戦を突破、ムグルッサはプティンセバに逆転負け [イタリア国際]

写真はオンス・ジャバー(チュニジア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月9~15日/賞金総額252万7250ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で第9シードのオンス・ジャバー(チュニジア)がアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を7-5 6-2で下し、前週からの連勝を「8」に伸ばした。

 一時3-5と劣勢に立たされていたジャバーはそこから4ゲームを連取して第1セットをもぎ取り、第2セットではより自分のペースで試合を進めて1時間31分の試合を締めくくった。

 前週のマドリッド(WTA1000/クレーコート)でWTA1000大会では初めて決勝に進出したジャバーは、昨年6月のバーミンガム(WTA250/グラスコート)以来となるツアー2勝目を挙げていた。

「アイラとの対戦は決して簡単じゃない。フィジカルな試合になることはわかっていた。最初はハードヒットしていたけど、あまりうまくいかなかったから3-5になってから調整したの。ときには守備的なプレーも取り入れ、序盤のように激しく打たないようにしたのよ」とジャバーは試合を振り返った。

「私にとってもっとも重要なのは、メンタル的にもフィジカル的にも準備ができていなければならないということだわ。私がそれを自分の中に持っていることはわかっている。私にはできるのだということをより一層強く信じなければならないだけよ。それは私にとってこれまでとは違ったステップだから、できる限り順応していこうとしているところなの。私はただ全力を尽くそうとしているだけ。何が起きるか見てみましょう」

 ジャバーは次のラウンドで、第8シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を3-6 7-6(4) 6-1で倒す番狂わせを演じて勝ち上がった予選勝者のユリア・プティンセバ(カザフスタン)と対戦する。

 第1セットを先取したムグルッサは第2セット5-4からの自分のサービスゲームで30-0として勝利に近づいたが、4本連続のミスでブレークバックを許してしまった。タイブレークの末に第2セットを落としたムグルッサは第3セット第1ゲームをキープしたが、そのあと6ゲームを連取したプティンセバが16強入りを決めた。

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写真◎Getty Images

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