19歳ルーネがベスト8に進出「僕は正しい方向に進んでいる」 [リヨン・オープン]

写真はロレックス・モンテカルロ・マスターズでのオルガ・ルーネ(デンマーク)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「リヨン・オープン」(ATP250/フランス・リヨン/5月15~21日/賞金総額59万7900ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、このところ力をつけている19歳のオルガ・ルーネ(デンマーク)がアドリアン・マナリノ(フランス)を6-4 6-3で下してベスト8に進出した。

 4月のミュンヘンで1セットも落とさずにATPツアー初タイトルを獲得したルーネは、世界ランク自己最高の40位に上昇したばかりで勢いづいている。

「非常に難しい試合だった。彼は非常にアグレッシブでベースラインに非常に近い位置でプレーするから、僕は彼にプレッシャーをかけるために自分のテニスに集中しなければならなかった」とルーネは試合を振り返った。

「凄くうまくいったけど、もちろん彼は非常に才能がある選手だからかなり大変だった。でもしっかり集中し続けることができて、本当にうれしいよ」

 1回戦でもアルトゥール・リンデルネック(フランス)をふたつのタイブレークの末に倒す気骨を見せていたルーネは、「僕は毎日毎日努力している。僕はすべての試合でいいプレーをし、上達するために活用するようにしているんだ。今日も以前よりうまくできたから、僕は正しい方向に進んでいる」と語った。

 ルーネは次のラウンドで、予選を勝ち上がってきたマニュエル・ギナール(フランス)とラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のマイケル・モー(アメリカ)の勝者と対戦する。この試合は接戦となり、モーから6-4 4-6 5-5となったところで日没のため順延となった。

 モーは5-4からサービング・フォー・ザ・マッチを迎えたがギナールがブレークバックに成功し、主審がこの時点でもはやプレーできる明るさがないと判断して順延を決めた。この試合は木曜日の第2試合として再開し、勝者は少し休んだあとにルーネとの準々決勝を戦うことになる。

 そのほかの試合ではアレックス・モルチャン(スロバキア)が第5シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-2 7-6(4)で、フェデリコ・コリア(アルゼンチン)は第2シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を7-5 6-3で倒し、番狂わせを演じた両者が準々決勝で顔を合わせることになった。

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写真◎Getty Images

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