今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」（イギリス・ロンドン／本戦6月27日～7月10日／グラスコート）の女子シングルス2回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）が世界ランク138位でラッキールーザー（予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手）のレスリー・パティナマ ケルクホーフ（オランダ）に苦戦を強いられながらも6-4 4-6 6-3で振りきった。試合時間は2時間4分。

　2月末のドーハ（WTA1000／ハードコート）から6大会連続優勝中のシフィオンテクはキャリア最長の連勝を「37」に伸ばし、1997年に記録したマルチナ・ヒンギス（スイス）に並んだ。

　ウインブルドンに2年連続3度目の出場となる21歳のシフィオンテクは、2年ぶりに開催された昨年のベスト16がこれまでの最高成績。そのときは大会初勝利を含む3試合を勝ち抜いたあと、4回戦でオンス・ジャバー（チュニジア）に7-5 1-6 1-6で敗れていた。

　2018年にジュニアの部でチャンピオンに輝いた実績を持つシフィオンテクは次のラウンドで、クレア・リュー（アメリカ）を6-3 6-3で破って勝ち上がったアリゼ・コルネ（フランス）と対戦する。

　そのほかの試合では第8シードのジェシカ・ペグラ（アメリカ）、第11シードのコリ・ガウフ（アメリカ）、第13シードのバーボラ・クレイチコバ（チェコ）、第16シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）、第20シードのアマンダ・アニシモワ（アメリカ）、ペトラ・マルティッチ（クロアチア）、マグダレナ・フレッヒ（ポーランド）が3回戦に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、LLはラッキールーザー（予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手）

女子シングルス2回戦｜主な試合結果

○1イガ・シフィオンテク（ポーランド）[1] 6-4 4-6 6-3 ●4レスリー・パティナマ ケルクホーフ（オランダ）[LL]

○16バーボラ・クレイチコバ（チェコ）[13] 6-3 6-4 ●13ビクトリヤ・ゴルビッチ（スイス）

○26ペトラ・マルティッチ（クロアチア）7-6(4) 6-3 ●27クリスティーナ・クコバ（スロバキア）

○32ジェシカ・ペグラ（アメリカ）[8] 4-6 6-3 6-1 ●30ハリエット・ダート（イギリス）

-----

○42マグダレナ・フレッヒ（ポーランド）6-4 6-4 ●44アンナ カロリーナ・シュミドローバ（スロバキア）

○48シモナ・ハレプ（ルーマニア）[16] 7-5 6-4 ●45キルステン・フリプケンス（ベルギー）

○49コリ・ガウフ（アメリカ）[11] 6-2 6-3 ●51ミハエラ・ブザネスク（ルーマニア）

○56アマンダ・アニシモワ（アメリカ）[20] 2-6 6-3 6-4 ●54ローレン・デービス（アメリカ）