今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」（イギリス・ロンドン／本戦6月27日～7月10日／グラスコート）のジュニア女子シングルス3回戦で、木下晴結（LYNX TA大阪）はワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したジャスミン・コンウェイ（イギリス）に4-6 1-6で敗れた。試合時間は1時間7分。

　グランドスラム・ジュニアに3度目の出場となる15歳の木下は、1月のオーストラリアン・オープン（オーストラリア・メルボルン／ハードコート）と5月のフレンチ・オープン（フランス・パリ／クレーコート）のダブルスで1勝ずつをマーク。今年の女子16才以下国別対抗戦「ジュニアビリージーンキングカップ（旧ジュニアフェドカップ）」の日本代表としアジア／オセアニア最終予選（インド・ニューデリー）でプレーした木下は、3位入賞に貢献してチームを11月の世界大会に導いていた。

　今大会での木下は1回戦で予選勝者のケイトリン・ケベード（アメリカ）を6-3 7-6(3)で下して同種目でのグランドスラム・ジュニア初勝利を挙げたあと、2回戦は第8シードのカビア・ロペス（アメリカ）が棄権したため不戦勝で16強入りを決めていた。

　木下はデニスラバ・グルシュコバ（ブルガリア）とのペアで出場しているダブルスで勝ち残っており、ローズ マリー・ナイカンプ（オランダ）／アンジェラ・オクトイ（ケニア）に対する2回戦を控えている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）

ジュニア女子シングルス3回戦◎試合結果｜日本人選手

●51木下晴結（日本／LYNX TA大阪）4-6 1-6 ○54ジャスミン・コンウェイ（イギリス）[WC]

ジュニア女子ダブルス2回戦◎組み合わせ｜日本人選手

18石井さやか／ランラーナ・タラルディー（HSS／タイ）vs 20アナベル・シュー／ナオミ・シュー（カナダ）

31デニスラバ・グルシュコバ／木下晴結（ブルガリア／LYNX TA大阪）vs 29ローズ マリー・ナイカンプ／アンジェラ・オクトイ（オランダ／ケニア）

22リー・ユーユン／齋藤咲良（台湾／MAT Tennis Academy）vs 24ルチヤ・シリッチ バガリッチ／ニコラ・ダウブネロバ（クロアチア／スロバキア）[3]