キリオスがガリンを退けグランドスラム大会で初の準決勝進出 [ウインブルドン]

写真はニック・キリオス(オーストラリア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝でニック・キリオス(オーストラリア)がクリスチャン・ガリン(チリ)を6-4 6-3 7-6(5)で倒し、グランドスラム大会で初のベスト4進出を果たした。試合時間は2時間11分。

 ウインブルドンに2年連続8度目の出場となる27歳のキリオスは、初参戦だった2014年のベスト8がこれまでの最高成績だった。2年ぶりに開催された昨年は、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に対する3回戦を第2セット終了後に腹筋のケガで棄権していた。グラスコートの前哨戦3大会でプレーしたキリオスは、6勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 両者は今回が初対戦。26歳のガリンはツアー8勝をすべてクレーコートで挙げているが、四大大会で初の準々決勝進出をグラスコートのウインブルドンで達成していた。

 今大会でのキリオスは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のポール・ジャブ(イギリス)を3-6 6-1 7-5 6-7(3) 7-5で、2回戦で第26シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)を6-2 6-3 6-1で、3回戦で第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-7(2) 6-4 6-3 7-6(7)で、4回戦ではブランドン・ナカシマ(アメリカ)を4-6 6-4 7-6(2) 3-6 6-2で破って8強入りを決めていた。

 キリオスは準決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第11シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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