ガルシアが世界1位を倒した勢いを維持して決勝へ「私は現在に集中し続けた」 [ポーランド・オープン]

2022-07-31

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ガルシアが世界1位を倒した勢いを維持して決勝へ「私は現在に集中し続けた」 [ポーランド・オープン]

テニスマガジン編集部

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写真はフレンチ・オープンでのカロリーヌ・ガルシア（フランス）（Getty Images）

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　WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・ポーランド・オープン」（WTA250／ポーランド・ワルシャワ／7月25～31日／賞金総額25万1750ドル／クレーコート）の女子シングルス準決勝で第5シードのカロリーヌ・ガルシア（フランス）が第10シードのジャスミン・パオリーニ（イタリア）を6-1 6-2で下して今季2勝目に王手をかけた。

　前日に第1シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）を6-1 1-6 6-4で倒して世間をあっと言わせたガルシアは、その勢いをこの試合にも持ち込んだ。

「やりがいのある週になっているわ。特に今日は前日に大きな勝利を挙げ、回復して準備を整えるのに数時間しかなかったから」とガルシアは試合後にコメントした。

「雨が降り、コンディションは非常に難しいものだった。自分のプレーにはとても満足している。私は現在に集中し続け、それが報われたのよ」

　小雨が執拗に降る中での試合となったが、6本のサービスエースを決めたガルシアはファーストサーブからのポイントを80％取り、総じて見れば決して相手に逆転のチャンスを与えなかった。

　ガルシアは決勝で、ラッキールーザー（予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手）のカテリーナ・バインドル（旧姓コズロワ／ウクライナ）を7-5 7-5で破って勝ち上がったアナ・ボグダン（ルーマニア）と対戦する。試合は競った展開だったものの、今週を通して1セットも落としていないボグダンはこの日もそれを維持した。

「今日の私は自分の感情にかなりうまく対処できていたと思う。私はとにかくのびのびとプレーしたかったんだけど、それはちょっと難しかったわね。戦術的には、頭の中でかなりしっかり準備ができていたの。私はすべてのポイントで集中し、“きっとできる”と自分に言い聞かせなければならなかった」とキャリア初のツアー決勝進出を決めたボグダンは試合を振り返った。

次ページ　>　BNPパリバ・ポーランド・オープンでキャリア初のツアー決勝進出を決めたボグダン選手

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写真◎Getty Images

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