これまでフォアハンドストロークのスピード化にともない、構えがコンパクトになっているとお伝えしていますが、身体の使い方も重要です。スイングの始動は、足→腰→胸→肩→腕→ラケットと運動連鎖で伝わり、それぞれタイムラグが生まれていることで若干の「遅れ」をともない、スピードとコントロールを両立させるのが難しくなります。

そこで今は下半身はあまり大きく使わず、胸椎のローテーションを大きく使ってラケットを加速する方法を取り入れています。スタンスで言えばオープン系となり、軸足のつま先もやや斜め前を向いて構えます。

それを裏づけるように、腰椎の回旋域は「5°〜15°」に対し、胸椎は「30°〜35°」と言われ、この数値を見ても胸椎を大きく使うことは理に適っていると言えます。

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