ダブルス世界1位シニアコバがウインブルドン女王リバキナを倒してシングルスでツアー3勝目 [WTAポルトロシュ]

写真はアデレード国際2でのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ザヴァロバロニカ・サヴァ・ポルトロシュ」(WTA250/スロベニア・ポルトロシュ/9月12~18日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)が接戦の末にウインブルドン優勝者で第3シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)を6-7(4) 7-6(5) 6-4で倒してチャンピオンに輝いた。

 第1セットを落としたシニアコバは第2セットも先にブレークされながら追いつき、もつれ込んだタイブレークを制して最終セットに持ち込んでいた。試合時間は3時間6分で、今季のWTAツアーで2番目に長い決勝となった。

 この結果でシニアコバは、リバキナとの対戦成績を3勝4敗とした。今シーズンは5月にマドリッド(WTA1000/クレーコート)の2回戦で顔を合わせ、第2セット途中棄権でリバキナが勝っていた。

 ダブルス世界ランク1位のシニアコバがツアー大会の同種目でタイトルを獲得したのは、2017年7月のバスタッド(WTAインターナショナル/クレーコート)以来でキャリア3度目となる。決勝での戦績は、3勝3敗となった。

 今大会でのシニアコバは1回戦で第4シードのマルチナ・トレビザン(イタリア)を6-1 6-4で、2回戦で予選勝者のジョディー・バレージ(イギリス)を7-5 6-1で、準々決勝でディフェンディング・チャンピオンのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-2 3-6 7-6(5)で、準決勝では予選勝者のアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)を6-1 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 これに先立ち行われたダブルス決勝ではコンビ2戦目のマルタ・コスチュク(ウクライナ)/テレザ・マルティンコバ(チェコ)がクリスティーナ・ブクサ(スペイン)/テレサ・ミハリコバ(スロバキア)とのノーシード対決を6-4 6-0で制し、ともにツアー初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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