西岡良仁がシャポバロフを倒してATPツアー2勝目、日本人選手では錦織に続く史上2人目の快挙 [韓国オープン]
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/22291/images/main_e2c5efb29afb5160cb87119a8a741ede.jpg?w=850)
ATPツアー公式戦の「Eugene韓国オープン・テニス選手権」(ATP250/韓国・ソウル/9月26日~10月2日/賞金総額123万7570ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、西岡良仁(ミキハウス)が第4シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を6-4 7-6(5)で倒して優勝を飾った。試合時間は1時間55分。
27歳の西岡がツアー大会でタイトルを獲得したのは、2018年9月の深圳(ATP250/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。決勝での戦績は、2勝2敗となった。
日本人選手がATPツアーのシングルスで複数のタイトルを獲得したのは、通算12勝を挙げている錦織圭(ユニクロ)に続いて西岡が史上2人目となる。
韓国で男子のツアー公式戦が開催されるのは1996年以来で、西岡は1回戦で第5シードのダニエル・エバンズ(イギリス)を6-2 7-6(3)で、2回戦でダニエル太郎(エイブル)を6-2 6-4で、準々決勝で第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-2 3-6 6-2で、準決勝ではラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)を6-3 4-6 6-3で破って決勝進出を決めていた。
この結果で西岡は、シャポバロフとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2018年9月に深圳の2回戦で一度顔を合わせており、西岡が7-6(5) 3-6 7-5で勝っていた。
今大会で1セットも落とさず勝ち上がってきた23歳のシャポバロフは、2019年10月のストックホルム(ATP250/室内ハードコート)以来のツアー2勝目を目指していた。
写真◎Getty Images
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