地元優勝が期待されたジャバーは準々決勝敗退、リューが対トップ10初勝利 [WTAモナスティル]

写真はUSオープンでのオンス・ジャバー(チュニジア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ジャスミン・オープン・モナスティル」(WTA250/チュニジア・モナスティル/10月3~9日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、クレア・リュー(アメリカ)が地元優勝の期待がかかった第1シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-3 4-6 6-4で倒す番狂わせを演じてベスト4進出を決めた。

 試合を通して直面した7度のブレークポイントのうちひとつしかセーブできなかったジャバーは地元ファンの声援を受けて何とか最終セットに持ち込んだが、リターンゲームでの強さを見せたリューが2時間26分でキャリア初の対トップ10勝利をもぎ取った。

 リューは次のラウンドで、予選から勝ち上がってきた日本の内島萌夏(フリー)を6-0 3-6 6-4で破って勝ち上がった第5シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)とアリゼ・コルネ(フランス)の顔合わせとなった。第2シードのクデルメトワがディアン・パリー(フランス)を6-4 6-1で退け、第3シードのコルネはタマラ・ジダンセク(スロベニア)に7-5 7-6(7)で競り勝った。

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写真◎Getty Images

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