「サービスが信じられないほどよかった」コロナ明けのフリッツが優勝! [楽天ジャパンオープン]
3年ぶりの開催となる国内唯一のATPツアー公式戦「楽天ジャパンオープン」(ATP500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月3~9日/賞金総額210万8110ドル/ハードコート)の大会最終日に行われた男子シングルス決勝で、第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が第4シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を7-6(3) 7-6(2)で倒した。
「サービスが信じられないほどよかった。試合を通して落ちることがなかった。タイブレークではファーストサービスを一度もミスしていないはずだ。頭もクリアで冷静にプレーできた」
サービスエースの数こそ12対12のイーブンだが、フリッツのサービスが凄まじく、何度もフリーポイントを奪い、あっという間にキープ。それに対してティアフォーはキープに苦労することが多く、明らかにフリッツペースで試合が進んでいった。
2セットともタイブレークにもつれたため接戦のように見えるが、フリッツはいいリズムを保ち、ティアフォーのサービスにプレッシャーを掛け続け、タイブレークに入っても同様の試合展開だった。
試合を終えた直後は珍しくベンチにラケットを叩きつけ、ペットボトルを投げつけるなど怒りを爆発させたティアフォー。しかし、表彰式の頃にはいつもの陽気な姿に戻っていた。
「彼はアグレッシブにいいプレーをした。自分は今大会の他の試合ほどアグレッシブにいけなかった。ブレークがまったくなく、シンプルな試合だよ」
「Fuc※ Taylor」
ジュニアの頃から仲のいいフリッツへの賛辞を述べたあと、ボソッとつぶいて周囲を笑わせた。
写真◎BBM
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