ベキッチが今大会2度目の対トップ10勝利で今季初の準決勝進出 [サンディエゴ・オープン]

写真はドナ・ベキッチ(クロアチア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「サンディエゴ・オープン」(WTA500/アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ/10月10~16日/賞金総額75万7900ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、今大会好調のドナ・ベキッチ(クロアチア)が第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-4 6-7(5) 6-1で振りきり今季初のベスト4に進出を決めた。

 ふたりはこれが6度目のマッチアップだったが、ベキッチが5勝目を挙げた。これは彼女にとって、キャリア10度目の対トップ10勝利となる。

 昨年2月に右膝の手術を受けたベキッチはやや不振に陥り世界ランク77位で今大会を迎えたため予選からの参戦となったが、本戦に入ってからは1回戦で第5シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、2回戦でカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を倒しており、3試合連続でトップ25から勝利をおさめるなど勢いに乗っている。

 敗れはしたがサバレンカは今年はアメリカ・テキサス州フォートワースで開催される世界トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ」の出場権を争うレースランキングで7位につけており、2年連続出場を目指している。

 ベキッチは次のラウンドで、第2シードのパウラ・バドーサ(スペイン)を7-6(5) 6-4で破って勝ち上がったダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、イガ・シフィオンテク(ポーランド)とジェシカ・ペグラ(アメリカ)の顔合わせとなった。第1シードのシフィオンテクが第6シードのコリ・ガウフ(アメリカ)を6-0 6-3で退け、第4シードのペグラはマディソン・キーズ(アメリカ)との地元勢対決を6-4 7-5で制した。

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写真◎Getty Images

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