ペグラが4試合連続でグランドスラム優勝経験者を倒して決勝進出 [グアダラハラ・オープン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「グアダラハラ・オープン・アクロン」(WTA1000/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/10月17~23日/賞金総額252万7250ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が元世界ナンバーワンのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を7-6(3) 6-1で下してキャリア最大のタイトルに王手をかけた。

 最初のサービスゲームを落としたペグラは0-3とリードされたが、第7ゲームでブレークバックに成功するとタイブレークの末に第1セットを先取した。第2セットはお互いにサービスゲームをキープし合ったあと、ペグラが最後の5ゲームを連取して1時間29分で試合を締めくくった。

 今大会でのペグラはエレナ・リバキナ(カザフスタン)、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)、スローン・スティーブンス(アメリカ)を倒して勝ち上がっており、4試合連続でグランドスラム優勝経験者から勝ち星をマークして2019年8月のワシントンDC(WTAインターナショナル/ハードコート)以来となるツアー2勝目にあと1勝と迫った。

 ペグラは今季2度目の決勝で、第4シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)とマリー・ブーズコバ(チェコ)の勝者と対戦する。この試合はサカーリが第1セットを7-5で先取したあと雨で中断し、翌日に順延となった。

 単複でアメリカ・テキサス州フォートワースで開催される世界トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ」の出場権を獲得しているペグラだがシングルスのツアー決勝での戦績は1勝3敗で、今季は5月にマドリッド(WTA1000/クレーコート)で決勝に進出したがオンス・ジャバー(チュニジア)にフルセットで敗れて準優勝に終わっていた。

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写真◎Getty Images

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