ワウリンカがルードを倒して初戦突破、今季2度目の対トップ5勝利 [スイス室内]
ATPツアー公式戦の「スイス室内」(ATP500/スイス・バーゼル/10月24~30日/賞金総額227万6105ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)が第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-4 6-4で倒す番狂わせを演じた。
各セットで最初のチャンスをものにして1度ずつ相手のサービスゲームを破ったワウリンカは、直面した3つのブレークポイントをすべてセーブして1時間18分で快勝した。ワウリンカは28回あったファーストサーブから26ポイントを取り、試合を通して28本のウィナーを決めた。
足のケガで約13ヵ月の戦線離脱を余儀なくされていたワウリンカは9月のメス2回戦でダニール・メドベージェフ(ロシア)を破ったのに続き、トップ5プレーヤーに対して今季2度目の勝ち星をマークした。
今大会に3年ぶり15回目の出場となる37歳のワウリンカは、2006年と11年のベスト4がこれまでの最高成績。前回プレーした2019年は2試合を勝ち上がったあと、腰を痛めたためロジャー・フェデラー(スイス)との準々決勝を棄権していた。
ワウリンカは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたブランドン・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。
そのほかの試合では第5シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、第6シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)、アレックス・モルチャン(スロバキア)、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したドミニク・ストリッカー(スイス)が2回戦に駒を進めた。
写真◎Getty Images
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