36歳ガスケがノリーに逆転勝利で2018年6月以来のツアー16勝目、大会史上最年長のチャンピオンに [ASBクラシック]
ATPツアー公式戦の「ASBクラシック」(ATP250/ニュージーランド・オークランド/1月9~14日/賞金総額71万3495ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、ベテランのリシャール・ガスケ(フランス)が第2シードのキャメロン・ノリー(イギリス)を4-6 6-4 6-4で倒して大会史上最年長のチャンピオンに輝いた。
ノリーは第3セット第2ゲームでブレークして4-1とリードしていたが、ガスケがそこから最後の5ゲームを連取して2時間27分の激闘を締めくくった。
両者は今回が初対戦。36歳のガスケがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2018年6月のスヘルトーヘンボス(ATP250/グラスコート)以来で通算16回目となる。ツアー決勝での戦績は、16勝17敗となった。
今大会でのガスケは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のキランパル・パンヌ(オーストラリア)を6-3 6-1で、2回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のジョアン・ソウザ(ポルトガル)を7-6(2) 6-2で、準々決勝でダビド・ゴファン(ベルギー)を1-6 6-1 6-1で破り、準決勝は同胞のコンスタン・レスティエンヌ(フランス)が胸部の緊張により棄権したため不戦勝で決勝進出を決めていた。
南アフリカ生まれで3歳のときに家族でニュージーランドに移住し16歳のときにイギリス国籍となったノリーは、4年ぶり2度目の決勝で大会初優勝を目指していた。
これに先立ち行われたダブルス決勝では、第1シードのニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ(ともにクロアチア)がナサニエル・ラモンズ/ジャクソン・ウィズロウ(ともにアメリカ)に6-4 6-7(5) [10-6]で競り勝ちコンビ15勝目を挙げた。
男子ダブルス優勝のニコラ・メクティッチ(クロアチア/右)とマテ・パビッチ(クロアチア)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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