オジェ アリアシムが2セットダウンからの逆転勝利で2回戦を突破「第3セットを取ったときに自信を持てた」 [オーストラリアン・オープン]

写真は2セットダウンからの逆転勝利で2回戦を突破したフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で第6シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が2セットダウンと追い込まれながらも巻き返し、アレックス・モルチャン(スロバキア)に3-6 3-6 6-3 6-2 6-2で逆転勝利をおさめた。

 どんな選手にも勝てるポテンシャルを持つオジェ アリアシムだが、同時にパフォーマンスに波がある傾向を未だに払拭できずにいる。彼は昨年4月にマラケシュの2回戦でモルチャンに敗れていたため大きな驚きではなかったかもしれないが、何とか窮地を脱して勝利をもぎ取った。

「あるポイントでは、とにかくもう少し長く皆さんの前でコートに留まろうとしていたんだ。相手にとって試合をよりタフに、長くする方法を見つけようとしていたよ」とオジェ アリアシムは試合後のオンコートインタビューで語った。

「第3セットを取ったときに自信を持つことができるようになった。そこからは考え方もポジティブになったよ。前にもできたんだから今度も大丈夫だと考えるようにしたんだ。でも本当にやり遂げることができて凄く感動している。大変な日だった」
 
 最初の3セットで39本ものアンフォーストエラーを犯しながらサービス力で何とか食らいついていたオジェ アリアシムは、第3セットで初めてブレークに成功してから嫌な流れを覆した。
 
「数字が示している通り、彼(モルチャン)は最初の2セットで僕よりずっと安定性があった。僕はミスを犯し過ぎていた。自分らしいテニスをしながらミスを減らしていく方法を見つけなければならなかった。シンプルなことだよ。結局のところ、ミスをしないでボールをコートに入れなければならないんだ。シンプルに相手よりも1本多く返球しようとしただけなんだけど、うまくいってよかったよ」とオジェ アリアシムは試合を振り返った。

 オジェ アリアシムは次のラウンドで、コランタン・ムーテ(フランス)を3-6 6-4 6-2 7-5で破って勝ち上がった第28シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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