ルバキナが優勝した2022年ウインブルドン以来のグランドスラム4強入り、過去2敗のオスタペンコから初勝利 [オーストラリアン・オープン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第22シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第17シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4 6-2で下してベスト4進出一番乗りを果たした。試合時間は1時間19分。

 グランドスラム大会でルバキナがこのラウンドを突破したのは、四大メジャー初優勝を飾った昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来でキャリア2度目となる。同ラウンドでの戦績は、2勝1敗となった。

 全豪に5年連続出場(2019年の予選敗退を含む)となる23歳のルバキナは、初めて本戦入りした2020年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。第12シードで臨んだ昨年は、ジャン・シューアイ(中国)に対する2回戦で途中棄権を強いられていた。

 この結果でルバキナは、3度目のマッチアップでオスタペンコから初勝利を挙げた。初対決だった2019年10月のリンツ(WTAインターナショナル/室内ハードコート)準々決勝は7-5 6-1で、2021年6月のイーストボーン(WTA500/グラスコート)準決勝では6-4 6-1で、いずれもオスタペンコが勝っていた。

 今大会でのルバキナは1回戦でエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)を7-5 6-3で、2回戦でカーヤ・ユバン(スロベニア)を6-2 6-1で、3回戦で前年のファイナリストで第13シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-2 5-7 6-2で、4回戦では第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-4 6-4で破って8強入りを決めていた。

 ルバキナは準決勝で、第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と第24シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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