世界3位ペグラは3年連続準々決勝敗退に終わる「まだまだ先が長いように感じる」 [オーストラリアン・オープン]

写真は3年連続準々決勝敗退に終わったジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で第24シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-4 6-1で退け、2連覇を達成した2013年以来となる10年ぶりのベスト4進出を果たした。

 序盤からストローク戦でアザレンカに押されたペグラは試合を通して相手より11本多い31本のアンフォーストエラーを犯し、自分のサービスゲームを5度落として1時間37分で敗れた。彼女は2年前の全豪1回戦でアザレンカにストレートで勝っていたが、今回はその借りを返された。

 アザレンカは次のラウンドで、第17シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4 6-2で破って勝ち上がった第22シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。

 28歳のペグラは同大会で3年連続準々決勝敗退に終わり、グランドスラム大会の同ラウンドで5戦全敗となった。ここ数年でランキングを上げて昨年にトップ10入りして世界ランク自己最高の3位で今大会を迎えていたペグラは安定した成績を残しているものの、未だ大舞台で結果を残すことができていない。

 両親がNFLのバッファロー・ビルズとNHLのバッファロー・セイバーズのオーナーであることでも知られているペグラは8強に勝ち残った中で最上位の選手だったが、自分がまだ優勝候補の一角だとは感じていないと明かした。

「興味深い感覚だわ。ドローを見たとき、昨年のウインブルドンで優勝したエレーナ(ルバキナ)がいて、ここで素晴らしい成績を挙げたビカ(アザレンカ)がいる。正直に言って、私には(その域に至るため)まだまだ先が長いように感じられるの」

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写真◎Getty Images

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