石井さやかがシード対決を制して準々決勝へ、小池愛菜とのダブルスも8強入り [オーストラリアン・オープン]

写真はイメージ(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)のジュニア女子シングルス3回戦で、第12シードの石井さやか(HSS)が第8シードのニーナ・バルゴバ(スロバキア)を6-3 6-1で下してベスト8に進出した。試合時間は1時間24分。

 2022年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)からジュニアグランドスラムに4大会連続出場となる17歳の石井は、シングルスではウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で2回戦に進出したのがこれまでの最高成績だった。

 昨年10月に世界スーパージュニア(ITFグレードA/大阪・ITC靱テニスセンター/ハードコート)で単複ともに準優勝を飾るなどしてジュニア世界ランク12位(現在は22位)でシーズンを終えた石井は、ジュニアグランドスラムに初めてシード選手として臨んでいる。

 今大会での石井は1回戦でアマニ・ギシャール(アメリカ)を6-3 6-3で、2回戦では予選勝者のチェ・オンユ(韓国)を6-0 6-1で破って16強入りを決めていた。

 石井は準々決勝で、第10シードのヤロスラーワ・バルタシェビッチ(ロシア)を7-6(3) 6-4で破って勝ち上がったアレフティナ・イブラギモワ(ロシア)と対戦する。

 女子シングルス3回戦に臨んだ石井以外の日本勢は第11シードの小池愛菜(Team REC)がヴェロニカ・エヴァルト(ポーランド)に2-6 6-1 5-7で惜敗し、第16シードの木下晴結(LYNX TA大阪)は第2シードテレサ・バレントバ(チェコ)に2-6 1-6で敗れた。

 ダブルスでは第5シードの石井/小池がアーニャ・マーシー(アメリカ)/マルヴィナ・ロウィンスカ(ポーランド)を6-3 6-3で下して準々決勝に駒を進めたが、エマーソン・ジョーンズ(オーストラリア)/園部八奏(与野テニスクラブ)は第1シードのエラ・マクドナルド(イギリス)/ルカ・ウッドバーディ(ハンガリー)に6-7(3) 4-6で競り負けた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

大会10日目|女子ジュニアの部

ジュニア女子シングルス3回戦◎試合結果|日本人選手

○40石井さやか(日本/HSS)[12] 6-3 6-1 ●33ニーナ・バルゴバ(スロバキア)[8]

●25小池愛菜(日本/Team REC)[11] 2-6 6-1 5-7 ○31ヴェロニカ・エヴァルト(ポーランド)

●57木下晴結(日本/LYNX TA大阪)[16] 2-6 1-6 ○64テレサ・バレントバ(チェコ)[2]

ジュニア女子ダブルス2回戦◎試合結果|日本人選手

○16石井さやか/小池愛菜(HSS/Team REC)[5] 6-4 6-1 ●14アーニャ・マーシー/マルヴィナ・ロウィンスカ(アメリカ/ポーランド)

●3エマーソン・ジョーンズ/園部八奏(オーストラリア/与野テニスクラブ)6-7(3) 4-6 ○1エラ・マクドナルド/ルカ・ウッドバーディ(イギリス/ハンガリー)[1]

ジュニア女子シングルス準々決勝◎組み合わせ|日本人選手

40石井さやか(日本/HSS)[12] vs 47アレフティナ・イブラギモワ(ロシア)

ジュニア女子ダブルス準々決勝◎組み合わせ|日本人選手

24木下晴結/齋藤咲良(LYNX TA大阪/MAT Tennis Academy)[4] vs 19ロイシン・ギルヒアニー/ステファニー・ウェブ(オーストラリア)[WC]

16石井さやか/小池愛菜(HSS/Team REC)[5] vs 11レベッカ・ムンク モーテンセン/クリスティアナ・シドロワ(デンマーク/ロシア)

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